toB領域に真摯に向き合うラクスルで、オペレーションの領域をもっともっと便利に!
サーバーサイドエンジニア
荒井 栞 / Shiori Arai
これまでのキャリア
大学で情報系を専攻したのち、新卒で就職したSIerでは、請負開発プロジェクトを転々としながらWebアプリケーション開発を学びました。その後親会社のスクラムプロフェッショナルチームに駐在してスクラム開発に初めて触れ、チームでのプロダクト開発の楽しさを知ることになります。
数年後、より事業に近いところでの開発を求め、20人規模のホテル向けSaaS開発会社へ転職しました。
転職を決めた理由
前職では、事業に近いところで開発をするという希望は叶えられたものの、小規模なためにフロント・バックエンド・インフラと全てをカバーする必要がありました。
カバー範囲が広いこと自体は悪ではないのですが、その分やれることが限られるため、より専門性の高いメンバーと、より大きな規模・チームで開発をしたいと考えるようになりました。
また、toB領域はITで効率化できる余地も多く、人々が1日のほとんどを費やしている仕事の自動化は社会や個人へのインパクトが大きいと感じており、
toBに真摯に向き合っているところで働いてみたいと思ったのです。
そのなかで出会ったのがラクスルで、 仕組みを変えれば世界はもっとよくなるというビジョンへの共感、そして 開発部門だけではなくビジネス部門が強く、本当にビジョンを実現できそうだと感じたことが入社を決めた理由です。
ラクスルでの仕事
2018年11月に入社してからここまで印刷データチェック(お客様の入稿データが印刷可能かチェック・修正する仕組み)に関わるバックエンド開発をメインで担当しています。
特に印象に残っている仕事は2つあって、1つ目は冊子のデータチェックの自動化(スピードチェック入稿)です。元々チラシで実現していたことを応用した機能なのですが、チラシと異なり多くのページの面付など冊子ならではの処理があり、技術的な処理をどうわけるかや、そのときのUIUXをどうするかについて、チーム全員で話し合いを重ねて作り上げました。
2つ目は、データチェックで利用するソフトウェアの半内製化です。この案件においては既に初期の開発は終わっていて、ソフトウェアを入れ替えて本格的に運用に乗せるために、実際にオペレータの方が使えるように調整をしたり機能追加をしていくということを担当したのですが、オペレータの業務が分からないと何もできないので、とにかくオペレータの方と密に連携して作業工程を理解することに努めました。
入社時にやりたいと思っていたチームで仕組みを変えていく、という仕事が両案件で実現できたのが嬉しかったですね。
ラクスルについて
全体としては、社員のエンゲージメントが高い、ビジョンに強く共感した人が集まっていると感じます。事業に関わる姿勢が前のめりでみんな楽しそうですし、私も今とても楽しいです!前のめりだけでなく本当に必要なことは何かを常に考えようという風土がある、無駄なことはしないというのも特徴の1つだと思います。
また、私自身はエンジニアとして働いていますが、職種問わず尊敬できる人が多いです。チーム内・外に関わらず、お互いを頼って尊重できていると感じますね。
私が所属しているDTPチームは中でも構成員が多様なチームで、プロダクトマネージャー・フロント・サーバーサイド・オペレーションなどのメンバーが力をあわせてプロダクトを開発しています。周りから仲が良いね、と結構言われるのですが、実際月1で持ち回りで飲み会を企画したり、ONOFF含めてコミュニケーションは活発です。
さらに、ラクスル×開発という観点ではフロント、バックエンドだけでなく「強いインフラチーム」の存在も忘れてはなりません。自社インフラだけでなく外販事業までやるって本当に心強いですよね。
私たちが機能開発に専念できるのは安心できるインフラチームの存在がいるからです。
今後について
スピードチェック入稿をより非連続に拡張し、スピードチェック入稿が当たり前の世界を作りたいと考えています。
また、中長期的には オペレーションの領域をもっともっと便利にすることがミッションだと思っています。システム起因で苦しいところがまだまだあるので、社内のペインを取り除いていくような仕事をしていきたいですね。