セールスとして、ラクスルのエンタープライズ事業部にジョイン。白石さんの入社エントリー
この連載では、RAKSULグループの新入社員にインタビューを行い、入社の決め手や入社してみて実際に感じていること、今後のチャレンジなどを語ってもらうことで、リアルな雰囲気や働く魅力を紹介していきます。
今回は、ラクスルのエンタープライズ事業部にジョインした白石さんにお話を伺いました。
ラクスル株式会社/ラクスル事業本部Marketing&Business Supply(M&BS)統括部/エンタープライズ事業部/Mid-Marketグループ
白石 浩二
Koji Shiraishi
2001年に拓殖大学商学部経営学科を卒業後、服飾雑貨メーカー卸に入社。ルートセールスを担当した後、楽天株式会社(現・楽天グループ株式会社)にECコンサルタントとして転職。その後、ヤフー株式会社(現・LINEヤフー株式会社)にてBizDevやセールスとしてEC事業の拡大に携わる。フロンティア・マネジメント株式会社に参画後、2024年10月にラクスル株式会社に入社。現在はセールスとして、エンタープライズにおけるミッドマーケット領域のグロースを担当している。
ラクスルへの入社の決め手を教えてください。
これまで、服飾雑貨メーカー卸にてルートセールスを経験した後、楽天株式会社(現・楽天グループ株式会社)でECモール出店者の売り上げ向上を支援するコンサルタントとして活動してきました。その後、ヤフー株式会社(現・LINEヤフー株式会社)では、Yahoo!ショッピングやPayPayモールの立ち上げ、さらにアスクル株式会社への出向を経て、事業責任者として組織作りにも携わり、幅広いプロジェクトに関わることができました。
ヤフーでは11年間勤務する中で、最初はプレイヤーとして直接業務を担当していましたが、次第に管理職としての役割が増えていきました。その中で、自分の成長や新たな挑戦を求める気持ちが強まり、プレイヤーとして直接手を動かす機会が減っていることに危機感を抱くようになりました。数多くの売上支援や事業立ち上げに関わる中で、自分のビジネススキルをもう一度磨き直したいと考え、コンサルティングファームへ飛び込んだんです。そして、経営に関する知見を培い、将来的には事業会社へ復帰したいと考えていたところ、ご縁が重なりラクスルと出会いました。
ラクスルを選んだ理由は大きく2つあります。まず1つ目は、ラクスル独自の選考プロセス「ワークサンプル(※)」を通じて、同社が身を置く印刷業界や、会社が掲げるビジョンに深く引き込まれたことです。
*ワークサンプル:実際の業務テーマに近しい課題に取り組み、社員とのディスカッションを通じて、物事に対する考え方やスキルがフィットするかを双方で確認するもの
以前、私はラクスルをユーザーとして何度か利用したことがあったため「上場企業なので、手堅く運営されているのだろう」と感じていました。ですが、ワークサンプルを通じて実際に社員とディスカッションを重ねる中で、ラクスルが非常に柔軟で挑戦的な企業であることを実感したんです。役員や社員の熱い思いが伝わり、実際にサービスの成長や顧客のために新しい提案を試すことができる環境が整っていると感じ、ここで成長できると確信しました。
2つ目は、これまでの自身のキャリアにおいて培った、ECや法人営業の経験が、ラクスルで求められるスキルと直結していると感じたことです。ラクスルは印刷業界にテクノロジーを持ち込み、産業構造の変革を目指しています。こうしたチャレンジングな環境に身を置くことで、自分が持っているスキルをさらに磨き、事業に貢献できることに大きな魅力を感じました。
さらに、役員方との面談を通じて会社のビジョンや方針などを詳しく伺い、ラクスルが目指す方向性が自分の価値観と一致したことも、入社の決め手となりました。
入社して3か月が経ちました。率直な感想をお聞かせください。
特に印象的だったのは、ラクスルが印刷サービスだけにとどまらず、デザインやDM(ダイレクトメール)を活用したリアル集客から、コンサルティングを通じたソリューション提案まで、非常に幅広いビジネス領域をカバーしている点です。これまで印刷業界の枠に収まると思っていたラクスルが、領域を狭めず、中小企業の課題解決という難易度の高いビジネスに取り組んでいると知り、驚きました。
また、入社前は「印刷×テクノロジー」という事業領域から、ラクスルに対してクールで洗練された印象を抱いていました。しかし実際に働いてみると、社内では活発にコミュニケーションが取られており、良い意味でギャップが多かったです。
若手からベテランまで、さまざまなキャリアを持つメンバーが同じフロアで共に働き、エンジニアやデザイナー、BizDevといった職種を超えた議論や相談が日常的に行われていますし、取り組むべき課題に全力で向き合い、お互いに背中を預けられる環境があることに安心感がありますね。
最初は印刷業界出身者が中心かと予想していましたが、実際には多種多様な業界経験を持つメンバーが集まっており、その多様性が新鮮で刺激になっています。これまで得られなかった視点や知識に触れる機会が多く、日々学びが深まるなと感じています。
これからチャレンジしたいことをお聞かせください。
現在はエンタープライズセールスのミッドマーケット領域を担当し、法人様の成長を支援しています。まずは、この任せていただいているポジションで確かな成果を出すことに尽力したいと考えています。
そのうえで、所属部署における中期目標を達成するために、具体的なアクションプランの策定と実行を進めていきたいです。特に、チーム内での連携を一層強化し、売上拡大に向けた協力体制を築くだけではなく、メンバーそれぞれのキャリアアップ支援もしたいと思っています。
さらに長期的には、これまでのキャリアで培ったECやスタートアップ関連の知見を活かし、新規事業の立ち上げやM&A先との連携プロジェクトに取り組みたいです。セールス施策や型化による勝ちパターンを確立し、「白石が実行したあの施策は良かった」と言われるような仕事をしたいですね。自分自身の成果を通じて、社会へ貢献ができればと考えています。
最後に、一言お願いします。
ラクスルは役員や上長とも気軽に意見を交わせるオープンなコミュニケーション環境が整った会社です。同時に、業務や数字に対しては各自がこだわりを持ち、真摯に向き合っていくカルチャーが根付いています。この両面を兼ね備えている点が、ラクスルらしい特長だと感じています。
上場企業でありながらベンチャー気質が残る環境でもあるため、業界を変革したい、自分の力で世の中に新しい価値を生み出したいという方には、最適な環境だと思います。ぜひ、一緒に新しいチャレンジに取り組める日を楽しみにしています。