セールスマネージャーとして、ラクスルのエンタープライズ事業部にジョイン。岡田さんの入社エントリー
この連載では、RAKSULグループの新入社員にインタビューを行い、入社の決め手や入社してみて実際に感じていること、今後のチャレンジなどを語ってもらうことで、リアルな雰囲気や働く魅力を紹介していきます。
今回は、ラクスルのエンタープライズ事業部にジョインした岡田さんにお話を伺いました。
ラクスル株式会社/ラクスル事業本部/Marketing&Business Supply(M&BS)統括部/エンタープライズ事業部/Enterpriseグループ
岡田 寛志
Hiroshi Okada
1998年に大学卒業後、建設会社に入社。新規事業であるサッカースクールの統括事業責任者を担当。その後、日本シグマックス株式会社でセールスマネジメントに従事。株式会社助太刀ではセールス部門全般を担当し、幅広い規模や業界におけるセールス経験を積む。2024年9月にラクスル株式会社に入社し、エンタープライズグループのセールスマネージャーに就任。販売戦略の立案や組織設計を担当する一方、プレイングマネージャーとして大手企業の課題解決にも取り組んでいる。趣味はフットサル。
ラクスルへの入社の決め手を教えてください。
大学卒業後は建設会社に入社し、同社が新たに立ち上げる幼少時特化のサッカースクール事業の統括責任者を任されました。事業自体は成功しましたが、新卒でいきなり統括責任者に就いたこともあり、ビジネスの基礎が身についていない感覚がありました。そのため、よりビジネスを深く理解し、しっかりとしたスキルを得たいと考え、セールスへキャリアチェンジをしたんです。
その後は、セールスとして医療機器メーカーや建設業向けのプラットフォームを展開する企業で、エンタープライズセールスやパートナーセールスを中心に、創業50年の老舗企業からITベンチャーまで、多様な業界や幅広い規模の企業を経験してきました。
前職からの転職を考えたきっかけは、40代後半を迎えたタイミングで改めて自分のキャリアを見つめなおしたことでした。その結果、企業ごとに異なる悩みに対して一緒に向き合って解決していくことや、気付いていない課題の発見・提案・伴走にやりがいを感じることに気付いたんです。そこで「これまで培った知見や繋がりを活かしてエンタープライズ企業の課題解決のお役に立ちたい」という思いが芽生え、転職を決めました。
ラクスルに興味を持ったのは、新規事業の創出力とその再現性の高さに強く惹かれたからです。私自身、いくつかの新規事業開発に携わった経験がありますが、ラクスルが持つ独自の仕組みやアプローチには、さらに学べることがあると感じました。
面接を進める中で、執行役員の木下さんや現在の上司であるセールス責任者の橘髙さんの真摯かつ野心的な姿勢に感銘を受けました。特に、ラクスルが掲げる将来のビジョンは非常に大胆で、これまでの延長線上ではない大きな変革を目指していると感じました。それが非常に魅力的でしたし、私のキャリアを最大限に活かせる環境であると確信し、ラクスルへの入社を決めました。
入社して3か月が経ちました。率直な感想をお聞かせください。
まず感じたのは、社員一人ひとりが誠実で、自立・自走の姿勢があることです。なかでも私が所属するエンタープライズ事業部のチームメンバーは、非常に真面目で質実剛健。時にはその真面目さに驚かされることもありますが、こうした環境だからこそ、チームとしての信頼感が高まり、安心して仕事を進められていると感じます。
会社全体の雰囲気としては、顧客志向やプロセス重視、議論を歓迎する文化が根付いていることが特徴ですね。そして驚いたのは、オンボーディングが非常に手厚いこと。多くの方が親切に何でも教えてくださるため、入社直後でもスムーズに業務に取り組めたと感じています。
現在の私の主な役割は、7名のメンバーマネジメントや、組織設計・運用です。具体的には、販売戦略の立案、エンタープライズセールスの育成、さらに組織の再設計など、多岐にわたる業務に取り組んでいます。また、マネージャーでありながらプレイヤーとして大手クライアントを直接担当する機会も多くあり、全体を俯瞰する視点と現場感覚の両方を磨ける環境です。
これからチャレンジしたいことをお聞かせください。
エンタープライズ事業部として、法人向けプロダクトをさらに最適化していきたいと考えています。また、エンタープライズ部門の組織再構築や、セールス人材の育成にも力を入れていきたいです。優秀な人材が個々の力を発揮するだけでなく、組織としての相乗効果を生み出せるような環境を整備し、チーム全体でより大きな成果を出せるような土台を築きたいと思っています。
私のキャリアプランとしては、これまでの法人セールスの経験を活かし、新たな事業を創出したいと思っています。これには、ラクスルを利用いただいている企業との連携をさらに強化し、生産性向上や事業発展に寄与する新しいソリューションを提供することが含まれます。最終的には人材サービスをはじめ、顧客の企業活動の幅を広げられる新しい事業も手掛けてみたいですね。
最後に、一言お願いします。
40代後半での転職を通じ、「どの会社で働きたいか」ではなく、「自分のスキルや経験を最大限に活かせる環境があるか」を基準に選ぶことの重要性を実感しました。これから転職やキャリアを考える方には、自身の能力や経験、人脈をしっかりと整理し、それを活かせる環境に挑戦してほしいと思います。
私は「顧客に耳を傾け、顧客も気づいていない課題を見つけて解決策を提案する」というセールスの本質は、業界を問わず変わらないと考えています。専門知識があるに越したことはありませんが、基本的な型を持っていればどの業界に行っても自分の価値を発揮できると思います。年齢を問わず、新しいチャレンジを恐れずに進んでいけば、必ず自分らしい道が見つかるはずです。
ラクスルの仕事は、裁量が大きく、やりがいや成長の機会に満ちています。特にエンタープライズセールスは、クライアントの複雑な意思決定構造を深く理解し、彼らが気づいていない課題を見つけて解決策を提案するという、非常に奥深い面白さがあります。そのためには徹底したリサーチと緻密なロジックが必要ですが、それこそがこの仕事の醍醐味ではないでしょうか。
顧客の課題解決を楽しみながら大きく成長したい方と一緒に働ける日を楽しみにしています。