テクニカルPdMとして、ラクスルのSCM開発部にジョイン。吉岡さんの入社エントリー
この連載では、RAKSULグループの新入社員にインタビューを行い、入社の決め手や入社してみて実際に感じていること、今後のチャレンジなどを語ってもらうことで、リアルな雰囲気や働く魅力を紹介していきます。
今回は、ラクスル事業本部のSCM開発部にジョインした吉岡さんにお話を伺いました。
ラクスル株式会社/ラクスル事業本部/システム統括/SCM開発部
吉岡 晋吾
Shingo Yoshioka
2009年に大学を卒業後、SIerにてWEBサイトの開発に従事。その後、複数の事業会社でポータルサイトのリニューアル、EC事業の立ち上げ、社名変更や株主変更、オフィス移転のプロジェクトを経験。経営企画、システム、デザイン部門など、様々な領域でマネジメント業務に携わる。2024年2月にラクスルへ入社し、SCM開発部でテクニカルPdMを務めている。
ラクスルへの入社の決め手を教えてください。
前職では、個人投資家向けのFX(外国為替証拠金取引)サービスのシステム担当をしていました。
具体的には、30社以上の金融機関からリアルタイムな為替レート情報を取得し、その中から最良レートを自動的に選定して取引をするシステム全体の管理です。また、システムのリアルタイム処理が要求される中、ビジネスサイドからの様々な要望を受け、それに関する技術要件を定義し、開発チームと連携してスムーズな追加を実現するためのプロジェクトマネジメントなども行っていました。
そのようなプロジェクトや役割を通して得られた達成感や充実感は、何物にも代えがたい経験でした。だからこそ、より一層異なる視点や経験を得て、自分の可能性と貢献できる範囲をさらに広げていくために、新しい領域への挑戦をしたいと考えるようになりました。
そうした中で、ラクスルからのスカウトを受け、ラクスル事業本部SCM領域のテクニカルPdM(テクニカルプロダクトマネージャー)のポジションを提案いただいたんです。
印刷業界は未経験でしたが、面談では、印刷EC「ラクスル」の複雑なシステム構造やリアルタイム処理の必要性などを自身の言葉に置き換えて、理解を深めることができました。何より、テクニカルPdM職に求められるスキルセットにおいて、ありのままの自分の考えに共感いただけたことも大きかったです。
最終的には、面接でお会いした皆さんとの会話から、彼らの人柄の良さも決め手となり、入社に至りました。
入社して2か月が経ちました。率直な感想をお聞かせください。
想像していた以上に、SCMという領域の奥深さに驚かされています。初めは、印刷工場とECサイトがどのようにサプライチェーンを構築しているのか、その仕組みや関係性を深くイメージし切れていませんでした。
特に印刷EC「ラクスル」で取り扱う商品は多種多様であり、紙種・サイズ・加工方法等を踏まえると膨大な数の商品使用や製造仕様が存在します。またそれらを製造する印刷機、加工機、梱包方法、配送等も含めると指数関数的に複雑度は高まっていきます。そういった複雑なサプライチェーンのなかで、高品質な商品をより効率的にお客さまに提供するためには、各プロセスがどのように連携しているのか、ECサイトでご注文いただいた商品が工場からお客さまのもとへどのように届けられているのかを、高解像度で理解する必要があります。
当然ですが、前職の個人投資家向けのFXサービスの構造との違いは多く、複雑なシステムやビジネス、オペレーションを理解するのに時間がかかり、思うようなパフォーマンスを発揮することに苦労しました。
最初は戸惑いながらも、周りのメンバーや上長の温かい指導のおかげで、ビジネスサイドと開発チームの架け橋として徐々に軌道に乗ることができました。今では、暗号のように聞こえていたアルファベットと数字を組み合わせた仕様を表す専門用語も、検索せずとも読み解けるようになってきましたね(笑)。
未知の領域を学び、理解していく面白さは格別だと改めて実感しています。
これからチャレンジしたいことをお聞かせください。
まずは、SCM領域のシステム、ビジネス、オペレーションに関わる解像度を更に高め、中核メンバーとしてチームをリードできる存在になることを目標に、日々の業務に全力で取り組んでいきます。
会社も成長していく中で、様々なチャレンジの機会が広がっていますし、SCMという領域にとらわれずにチャレンジを続け、ラクスルのビジョンである「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」を体現できればと思っています。
最後に、一言お願いします。
このようなチャレンジングな環境で、互いに高めあいながら成長できる仲間と働けることを楽しみにしています!