開発ディレクターとして、ラクスルのエンタープライズ開発部にジョイン。新妻さんの入社エントリー
この連載では、RAKSULグループの新入社員にインタビューを行い、入社の決め手や入社してみて実際に感じていること、今後のチャレンジなどを語ってもらうことで、リアルな雰囲気や働く魅力を紹介していきます。
今回は、ラクスルのエンタープライズ開発部にジョインした新妻さんにお話を伺いました。
ラクスル株式会社/ラクスル事業本部/システム統括/エンタープライズ開発部 (Director)
新妻 禎人
Yoshihito Niizuma
1997年に米国の大学を卒業後、ITコンサルティング企業や複数のスタートアップ企業にてシステム開発に従事。その後、eラーニングのスタートアップ企業を立ち上げ、CTOとしてBtoBビジネスを主軸とした企業や大学向けの英語学習システムの開発を牽引。併せて同社の日本とロンドン拠点における開発チームのマネジメントも兼務。2022年に株式会社RevCommに入社し、グローバル組織の立ち上げと海外進出に貢献。2024年2月、ラクスル株式会社に入社し、エンタープライズ開発部で開発ディレクターを務めている。
ラクスルへの入社の決め手を教えてください。
前職では、AIを活用したオンライン商談支援サービスのプロジェクトマネジメントを担当していました。Zoom、Microsoft Teams、Google Meetをはじめ、さまざまなアプリとの連携開発をリードし、最新技術を駆使した開発を担うグローバル人材の採用を行いました。特に、スイス・アメリカ・メキシコ・ニュージーランド・台湾・中国・インドネシアなど多様な国籍のメンバーを採用し、ゼロからグローバルな組織構築を経験しました。
キャリアの後半に差し掛かる中、日本企業の海外進出支援に貢献できることに大きなやりがいと充実感を感じていました。そのため、グローバル化推進に対するポテンシャルを持つ企業とのご縁があれば、新たなチャレンジをしたいと思うようになりました。そのような中で、エージェントを通してラクスルを知りました。
ラクスルは、250万超の登録会員基盤、国内外拠点でのソフトウェア開発力、そして産業に深く入り込む人材と組織という強みを持っています。このような強みを活かした長期的な事業戦略の実現に興味を持ち、選考に進みました。最終的には、デジタル技術の分野で培った経験をもとに、今後はリアル産業の変革に携わりたいと考え、ラクスルへの入社を決めました。
入社して3か月が経ちました。率直な感想をお聞かせください。
入社後まもなく、オンボーディングプログラムの一環として、新たなサービス立ち上げのプロジェクトに携わることになりました。このプロジェクトは、印刷EC「ラクスル」で培ってきたノウハウを活かし、「店舗用品・包装資材」をオンラインで購入できるプラットフォームを構築するというものです。開発期間は3か月というタイトなスケジュールで、ベトナムの開発チームと協力して開発を進めました。初めは、このようなスピード感に驚きましたね。
ベトナムチームとの密な連携を図るために現地を訪問し、プロジェクトの仕様や設計について議論を重ね、さまざまな課題に直面しながらもチーム一丸となって取り組みました。
そしてついに、3か月の開発期間を経て、「店舗用品・包装資材」購入サービスを無事にローンチすることができました。
※本サービスは直近ローンチしたばかりです。詳しくはプレスリリースをご覧ください。
このプロジェクトを通して、印刷EC「ラクスル」の複雑なシステムや多岐にわたるオペレーションを深く理解し、国際的なチームとの協働開発経験を積むことができました。この経験は、私にとってかけがえのない学びの場となりました。ベトナムチームとの絆も深まり、今後のキャリアにおいても大いに役立つ体験ができたと感じています。
これからチャレンジしたいことをお聞かせください。
エンタープライズ開発部において、顧客満足度向上と収益増加に注力し、成果を最大化していきたいです。そのためには、ビジネスチームの要望を効果的に実現し、技術的負債や現行アーキテクチャの課題を解決していくことが求められます。だからこそ、私が今まで培ってきたエンジニアリングの技術的な専門知識を活かし、エンジニアドリブンで機能開発に努め、サービスの革新を実現していきたいと考えています。
さらに、日本とベトナムのチーム間の協力を強化し、一体となった「ワンチーム」の文化を醸成していきます。異なる文化や言語の壁を乗り越え、チームの連携を深めることで、全体の士気を高め、成果の最大化につなげることができると信じています。これらを通じて、個々のメンバーが自身の技術スキルを向上させ、会社全体の成長に貢献出来たら嬉しいです。
最後に、一言お願いします。
行動力とグローバルなチームワークを重視し、共に挑戦を楽しめる仲間と働きたいと考えています!