エンジニアリングマネージャーとして、ラクスルのMBS開発部門にジョイン。森茂さんの入社エントリー

2025.3.6

この連載では、RAKSULグループの新入社員にインタビューを行い、入社の決め手や入社してみて実際に感じていること、今後のチャレンジなどを語ってもらうことで、リアルな雰囲気や働く魅力を紹介していきます。

今回は、ラクスルのMBS開発部にジョインした森茂さんにお話を伺いました。

ラクスル株式会社/テクノロジー本部/ラクスル事業システム統括部/MBS開発部/MD開発グループ

森茂洋

Hiroshi Morishige

大学を卒業後、3社の制作会社にてエンジニア、テックリードとしてBtoC向けサービスの開発、リリース、運用に携わる。直近ではスタートアップ事業会社のテックリードとして、負債解消やリアーキテクティングを中心に、開発チームの技術面をリード。2024年10月にラクスル株式会社に入社。現在はMBS開発部のエンジニアリングマネージャーとして開発チームを牽引している。趣味はスポーツ観戦、アニメ鑑賞、甘いもの。

ラクスルへの入社の決め手を教えてください。

前職ではスタートアップ企業のテックリードとして、フロントエンド領域の技術選定や開発環境の改善、技術的負債の解消を進めるリアーキテクティングに携わっていました。特に、開発のしやすさを追求し、チーム全体がよりスムーズに開発を進められる環境づくりに注力していました。

スタートアップの立ち上げ期ではスピードが求められる中で、システムの裏側を再構築し、安定した開発基盤を築くことができたと感じたタイミングで、次のステップとして「より大きな課題やピープルマネジメントの領域にも挑戦したい」と考えるようになりました。そうした折、エージェントの紹介でラクスルを知り、話を聞くうちに、ラクスルのサービス規模や課題感に興味を持ちました。

選考で印象に残っているのは、リアルな課題をオープンに共有してくれたことです。一般的に選考の場では会社の良い面が強調されることが多いですが、ラクスルは今まさに直面している課題について率直に話してくれました。その姿勢に共感しましたし、最終的には、自身の技術的な知見を活かしつつ、エンジニアリングマネージャーとしてマネジメントにも本格的に挑戦できる環境だと確信し、入社を決めました。

入社して5か月が経ちました。率直な感想をお聞かせください。

入社前は、ラクスルのサービスの規模や歴史を踏まえ、システマチックに整えられた開発環境のもと、効率的に開発が進められているのだろうと想像していました。しかし実際には、まだまだアナログな部分が多く、各チームが目の前の課題に愚直に向き合いながら、熱量高く取り組んでいる環境に驚きました。良い意味で泥臭く、試行錯誤を重ねながら改善を進めるフェーズにあると感じています。

また、必要とされるドメイン知識の幅と深さは想像以上で、入社から5か月経った今もキャッチアップを続けています。開発メンバーの知識量には圧倒されることも多く、日々刺激を受けながら、チームの成長に貢献できるよう努めています。

現在は、開発チームのマネジメントや他チームとの連携、開発環境の整備、技術的なサポートなど、多岐にわたる業務を担当しています。これまでテクニカルリードとして経験を積んできましたが、ラクスルではピープルマネジメントにも本格的に関わる機会が増え、新たな学びの連続です。まだまだ挑戦は続きますが、やりがいを感じながら取り組んでいます。

これからチャレンジしたいことをお聞かせください。

これまでは技術面から開発を支援する役割が中心でしたが、今後はマネジメントの視点からも開発チームを支えられるエンジニアを目指したいと考えています。開発環境を整え、チーム全体の生産性を向上させることで、エンジニアリングの側面からもラクスルのビジネスを支えられるようになりたいですね。

そのためにも、開発環境の改善や技術的負債の解消に積極的に取り組み、エンジニアが余計な不安や負担を感じることなく、開発に集中できる環境づくりを目指します。例えば、リファクタリングを進めてコードの結合度を下げたり、テストの自動化を強化したりすることで、開発プロセス全体のスムーズな運用を支えていきたいと考えています。

エンジニアが「開発に没頭できる環境」を作ることは簡単なことではありませんが、それを理想形と捉え、一つひとつの課題を解決しながら、より良い開発体験を実現できるチームを目指していきたいと考えています。