BizDevとして、ラクスルのマーケティング統括部にジョイン。伊藤さんの入社エントリー
この連載では、RAKSULグループの新入社員にインタビューを行い、入社の決め手や入社してみて実際に感じていること、今後のチャレンジなどを語ってもらうことで、リアルな雰囲気や働く魅力を紹介していきます。
今回は、ラクスルのマーケティング統括部にジョインした伊藤さんにお話を伺いました。
ラクスル株式会社/ラクスル事業本部/マーケティング統括部
伊藤 佑介
Yusuke Ito
2018年に東京大学を卒業後、当時インターン生として働いていた株式会社マツリカに入社。各種マーケティングチャネルの立ち上げ後、マネージャーとして採用や組織づくりに従事。2020年にウォンテッドリー株式会社に入社し、マーケティングチームのマネージャーやPMMとしてチームを牽引。2024年5月にBizDevとしてラクスル株式会社に入社。
ラクスルへの入社の決め手を教えてください。
これまで、従業員数が数十から100名程度のスタートアップ企業で働き、裁量を持ってさまざまな業務に従事してきました。従業員数が多い会社に比べて、社員一人ひとりが幅広い業務に携わることが多く、挑戦機会も多かったです。私はそのような環境で、広告運用やSEO対策、CRM運用といった実務的なマーケティング業務に加え、予算設計や採用、マネジメントといった管理業務も経験させていただきました。
幅広い役割に対応する中で、マーケティング施策を実行しながらも、チームとともに成果を出すことができることに大きな達成感を感じていました。しかし、一方で、これまで多様な経験を重ね、特定の「成功の手段」(レバー)に頼る場面も多くなっていることを実感していましたし、新たな成長の幅を広げるために、異なる事業規模やフェーズでの挑戦にも関心を持つようになりました。
そんな中、ラクスルからスカウトを受けました。単に広告運用やサイト改善にとどまらず、事業全体の成長に責任を持つ広義のマーケティングポジションの募集であったことに魅力を感じ、選考を進めました。
その後の選考過程では会社の期待値や人材に対する考え方、カルチャーの理解を深めていきました。特にワークサンプル*では、業務の知識やスキル如何ではなく、事業の課題設定そのものが問われました。ワークサンプルを通じて、本質に向き合うことや一人ひとりに事業を背負う覚悟を求めるラクスルの価値観を感じ、より志望度が高まりました。さらに、「マーケターは単に広告運用を理解しているだけではなく、事業全体の成長を推進する役割を担うべき存在だ」という会社の考え方に共感し、こうした会社のカルチャーを感じられたことで入社を決意しました。
*ワークサンプル:実際の業務テーマに近しい課題に取り組み、社員とのディスカッションを通じて、物事に対する考え方やスキルがフィットするかを双方で確認するもの
入社して5か月が経ちました。率直な感想をお聞かせください。
事業や顧客に対する解像度へのこだわりを強く感じています。スタートアップでは、「とりあえずやってみよう」というアジャイルなアプローチも多く、それ自体は非常に大切な考え方だと思います。しかしこのアプローチには時に深く考えることから逃げている側面も感じていました。ラクスルでは、目指す成果に対して高い解像度で仮説を立て、ストーリーを具体的に描くことが重視されており、その結果、各フェーズにおけるリスクや課題にも的確に向き合いながら、計画的かつ強度のある行動が求められています。
例えば、年間計画を立てる際、これまでは「年間でいくらの売上を達成するために、各クォーターでいくらずつ積み上げていこう」というシンプルな計画を立てていました。しかし、ラクスルでは「目指す成果に到達するために、それぞれのフェーズで何を追いかけ、どこに集中すべきか」という議論が行われます。各フェーズでのリスクを具体的に見極め、それをどう回避するかも重要な要素として考慮されます。
このように、スピード感を大切にしながらも、どこまで見通しを持ち、深く考え抜いた上で行動するかが成果に直結するということを実感しています。また、メンバーが本質に向き合い、しがらみや制約に逃げずに議論を進める姿勢にも強い共感を覚えています。これは、私自身が大切にしてきた価値観とも重なり、ラクスルの文化が自分に合っていると感じていますね。
これからチャレンジしたいことをお聞かせください。
キャリアとしては、「広義でのマーケティング人材」を目指しています。その時々で最適なレバーをしっかりと引いて、グロースを牽引できる存在になりたいです。
また、ラクスルの良さやプラットフォームの解像度をさらに深め、さらなる価値提供をしたいとも考えています。ラクスルのプラットフォーム自体に魅力を感じていて、サイトを触ったり、印刷のサンプルを眺めるだけでも楽しいんです(笑)。印刷や集客支援、物販など、ラクスルの多様なサービスを、いかに一つの統合されたプラットフォームとして顧客に認知してもらい、価値を提供できるか、そうした課題に取り組んでいきたいです。
最後に、一言お願いします。
ラクスルは、個人の裁量やチャレンジの機会、少数精鋭のチームで素早く取り組む文化など、スタートアップ的な魅力と、動かせるアセットの大きさや出せるインパクト、背負う責任の重さといった成熟した企業の魅力の両方が共存する環境だと感じています。
私自身、選考を通じて志望度がどんどん高まっていきましたし、少しでも興味を持たれた方は、まずはご応募いただいて、ラクスルを知ってみてください!