BizDevとして、ラクスルのグッズ・アパレル部門にジョイン。伊藤さんの入社エントリー
この連載では、RAKSULグループの新入社員にインタビューを行い、入社の決め手や入社してみて実際に感じていること、今後のチャレンジなどを語ってもらうことで、リアルな雰囲気や働く魅力を紹介していきます。
今回は、ラクスルのCustom Goods&Apparel部門にジョインした伊藤さんにお話を伺いました。
ラクスル株式会社/ラクスル事業本部/Custom Goods&Apparel統括部/ノベルティ事業部 部長
伊藤 沙季
Saki Ito
大学を卒業後、新卒でヤフー株式会社に入社。広告部門での代理店営業を経て、広告の商品企画・販売促進を経験。その後社内異動制度を利用し、メディア事業の事業開発に携わる。2021年には相続手続きのDXを手がけるスタートアップ企業へ転職。事業開発を主軸に、並行して経営企画を中心としたコーポレート業務を担う。2024年2月、ラクスル株式会社に入社。現在はノベルティ事業部長として、事業成長させるための戦略策定から実行までを務めている。
今までのご経歴と、ラクスルへの入社の決め手を教えてください。
これまで10年ほど、事業開発業務に従事してきました。最初の職場では様々な規模の企業とのアライアンス交渉・推進を担当し、最終的に社会に大きなインパクトを与える、ダイナミックな案件に携わる経験をしました。
その後、より大きな裁量を求めて、相続手続きのDXサービスを開発・運営しているスタートアップに転職。事業開発・経営企画として、周辺事業領域企業とのアライアンスの座組構築や、既存のtoC事業アセットを活かしたtoG(行政向け)の新規事業立ち上げなどを担当しました。
特にtoG事業は、構想から営業活動まで一貫して携わり、1年で20近くの自治体との提携や、国土交通省のモデル事業認定など、一定の成果をあげることができました。長期継続を見据えた収益化まで実現したかったのですが、当時の会社を取り巻く環境の変化から、新規事業にリソースを割いてやりきることができませんでした。
この経験から、長期的にコミットできる環境で事業創造にチャレンジしようと再度の転職を決意しました。
ラクスルには、以前からユーザーとしてポジティブな印象を持っており、BizDevポジションのスカウトを契機に、興味が深まりました。BizDev/事業開発といっても会社によって職務の定義はさまざまですがラクスルのBizDevは「事業経営者」を目指すポジションとしてキャリアパスを定義しており(※)、他社よりも深く事業運営に携わる機会を与えられる、非常に魅力的なポジションだと感じました。これまでの経験で培った知見を活かしながら、ラクスルのBizDevとして次のキャリアテージに挑戦したいと考え、入社を決めました。
※ラクスルのBizDevにおけるキャリアパスの定義については以下の記事を参照ください
改めて考える「活躍するBizDev」の特徴とは?定義や事業経営者・CxOへのキャリアパスまで詳しくご紹介
入社して6か月が経ちました。率直な感想をお聞かせください。
これまでWEBサービス領域に従事してきましたが、ECに携わるのは初めてということから、最初の2か月間はオンボーディングを兼ねて、「ラクスル グッズ・ノベルティ」サービスの商品仕入れや販促を担う、マーチャンダイジング(以下、MD)業務に携わることになりました。
「ラクスル グッズ・ノベルティ」はオリジナルグッズの制作ができるサービスで、「モノ」のサプライヤー、印刷事業者、そしてユーザーをつないでいます。実際にサプライチェーンの現場で、ユーザーがサイト上で注文したデザインが工場で「モノ」に印刷されるという、“効率化を突き詰めて構築された仕組み”を目の当たりにし、リアル産業を変革するECの奥深さや面白さを実感しました。
また、上場企業として安定したビジネス基盤を持ちながらも、スタートアップのようなチャレンジ精神も根強く残っている社風にも魅力を感じています。多様な業界から人材が集まり、チームでコトに向かう文化が醸成されています。本人の意思(Will)を尊重し、強い意思を持つ人にはチャレンジの機会を与えられ、もちろん責任も伴いますが、その分やりがいや成長を感じることができる環境です。
私はMD業務の後、現在はノベルティ事業の成長のために、さまざまな施策を主体的に実行する機会をいただいています。特にこの8月からはノベルティ事業部長として、事業開発はもちろん、事業モニタリング、プロダクト・サービスの企画改善、マーケティング、チームマネジメントなど、ノベルティ事業を成長させるための戦略策定から実行までを担当しています。
ラクスルでは実際に、事業理解のためのオンボーディングが整っており、裁量を持って仕事に取り組める環境があります。私自身も、予想以上に早いタイミングで多くのチャンスと裁量をいただくことができました。有難くも機会を与えていただいたことに、大きな責任を感じると同時に、挑戦心がさらに高まっています。
これからチャレンジしたいことをお聞かせください。
チームメンバーとともにビジネスを楽しむ気持ちを忘れず、組織もサービスも成長させていきたいですね。
まずは事業部長として、「ラクスル グッズ・ノベルティ」が圧倒的にお客様ニーズに応えられるプラットフォームになるよう成長させたいです。そのためにも、引き続きユーザーと事業の解像度を高めていきたいと考えています。自分自身がユーザー目線を持ち続けることはもちろん、例えばデータ分析やユーザーヒアリングなど、さまざまな切り口からのユーザー理解が不可欠だと考えています。
入社前は、ラクスルのサイトは見やすくて良いなと思っていましたが、ユーザー動向や競合に向き合えば向き合うほど、もっとこうしたいという改善点が見えてきます。行動指針「RAKSUL Style」にも「Reality」があるように、実際に解像度が高まることに比例して、より良いプロダクトづくりのアクションが見えてくるように感じています。
ノベルティ事業をしっかり成長させることができた暁には、再現性をもって他事業でもドライブできるような人材を目指したいです。
最後に、一言お願いします。
ラクスルは、既存事業の顧客・サービス基盤のアセットを活かしながら、新しいことにチャレンジする機会をつかむことができる環境です。Visionに共感いただける方とご一緒できることを心待ちにしています!