BizDevとして、ラクスルのアパレル事業部にジョイン。浅井さんの入社エントリー
この連載では、RAKSULグループの新入社員にインタビューを行い、入社の決め手や入社してみて実際に感じていること、今後のチャレンジなどを語ってもらうことで、リアルな雰囲気や働く魅力を紹介していきます。
今回は、ラクスルのアパレル事業部にジョインした浅井さんにお話を伺いました。
ラクスル株式会社/ラクスル事業本部/Custom Goods&Apparel統括部/アパレル事業部
浅井 恒滋
Koji Asai
2016年に名古屋大学生命農学研究科を卒業後、ブラザー工業株式会社に新卒入社。BtoC向けの自社EC内におけるサービスの事業立ち上げ、推進に携わる。2019年に欧州赴任し、西欧各販社へ自社ECの売り上げ拡大施策の導入・推進を担当。2020年に帰任し、米州向けのサービス立ち上げをリード。2022年から米州に赴任し、自社サービスのビジネス開発、推進をリード。2024年6月にラクスル株式会社に入社。アパレル事業部にジョインし、BizDevとしてアパレル事業の事業開発を担当している。趣味はサッカー、ゴルフ。
ラクスルへの入社の決め手を教えてください。
新卒では「グローバルで働きたい」「売れる仕組みをデザインしたい」という2つの軸に沿って就職活動を進め、グローバル企業のブラザー工業株式会社に入社しました。8年間勤める中で、欧州や米州に赴任し、さまざまな市場での経験を積みました。特にアメリカ赴任時は事業の立ち上げに携わり、GTM(Go-To-Market)やグロース活動、データに基づいた改善を実施しました。マーケティングやUI/UXといったフロントエンドに注力し、立ち上げ1年目に大きく事業を成長させることができました。
2年目には、事業の方向性を決定するための分析やSCM(サプライチェーンマネジメント)の改善に取り組み、ビジネス業務を幅広く経験しました。海外で事業の初期段階からプロセスを一つひとつ整えたことで、「グローバルで働きたい」「売れる仕組みをデザインしたい」という自身のキャリアビジョンに大きな意義があったと感じています。
この経験を糧に自分自身が次のフェーズに進むためにも、さらなる成長機会に身を投じたいという思いが芽生え、転職を決意しました。また海外経験を通じて日本のサービスの質の高さを改めて実感し、日本で価値のある仕組みを作り出したいと感じたことも転職理由の1つです。
ラクスルへ入社を決めたのは、主に3つの理由からです。
1つ目は、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンに共感したこと。海外勤務を経て日本のサービス品質の高さを実感した私は、これまでの経験を活かして日本企業の価値を世界に広めたいと考えていました。このビジョンはまさに、私が目指す方向と同じだったのです。
2つ目は、培ってきたスキルや経験と、ラクスルが求めるBizDevの役割がマッチしていたこと。私はこれまで、マーケティング、事業計画、UI/UX、SCMの効率化など幅広い業務に携わってきました。他社ではこうした役割が1つ1つ分かれていて、縦割りになるケースが多いです。一方でラクスルのBizDevは広範なスキルを活かしつつ柔軟に貢献できるポジションであり、非常に魅力を感じました。
3つ目は、採用に対する熱量の高さです。たとえばカジュアル面談の場で次の選考の日程を決めてくれるなど、選考スピードの速さには驚きました。それに選考を通してたくさんの人と話をさせてもらい、とにかく会社のことを知ってほしいという熱意を感じたんです。私に期待してくれていると実感できたことが、入社の後押しになりました。
入社して5か月が経ちました。率直な感想をお聞かせください。
まず感じたのは、メンバーが本当に優秀だということです。職種ごとの知見が非常に深く、各自が大局的な視点からロジカルに物事を進めていく姿勢が浸透していると感じます。それに単にロジカルに進めるだけでなく、戦略構築から細部に至るまで緻密に作り上げていく環境であるため、やりがいと共にビジネススキルが鍛えられる場だと実感しています。
また、目の前の損益だけにとらわれるのではなく、2〜3年先を見据えた長期的な視点で戦略を練り、構造的な成長を重視する文化はラクスルならではですね。そのための議論の時間やリソースがしっかりと確保できるように役割や職種が設計されている点も、ラクスルの強みだと思います。
個人的には、これまで大きな組織で働いてきたため、ベンチャー企業の働き方が自分にフィットするかどうか懸念がありました。しかし選考中に役割や期待値について十分なすり合わせができたため、入社後に大きなギャップは感じませんでした。しいて言うなら、自分で意思決定をする裁量の大きさは予想外でしたが、これは良い意味でのギャップだと捉えています。
これからチャレンジしたいことをお聞かせください。
アパレル事業部の事業責任者として、業界のビジネス変革をリードし、ラクスルをアパレルユニフォーム業界でNo.1のEC企業へと成長させたいです。そのためには既存の仕組みや商流にとらわれず、あるべき姿と勝ち筋を構築し、それをやり切ることで新たなビジネスを築き上げたいと考えています。
個人のキャリアとしては、日本企業がグローバルで戦っていける過程を作り上げるのが目標です。これは単に海外に商品を売るという意味ではありません。良い商品を適正な価格で適切な人々に届けられるよう、グローバルな調達なども視野に入れた仕組みを構築できればと考えています。そのために、今後も自分のスキルや経験を磨いていきたいですね。
最後に、一言お願いします。
ラクスルの仕事は、ビジネスに必要な考え方やスキルが身につく非常にやりがいのある仕事です。ただし裁量も大きく、やりきる力も求められます。挑戦を楽しみ、熱意をもって前に進める方と一緒に、新しい価値を生み出していきたいですね。