
BizDevとして、ノバセルの事業開発部にジョイン。馬場さんの入社エントリー
この連載では、RAKSULグループの新入社員にインタビューを行い、入社の決め手や入社してみて実際に感じていること、今後のチャレンジなどを語ってもらうことで、リアルな雰囲気や働く魅力を紹介していきます。
今回は、ノバセルの事業開発部にジョインした馬場さんにお話を伺いました。
ノバセル株式会社/ノバセル事業本部/事業開発部
馬場 郁実
Ikumi Baba
2016年に大学を卒業後、株式会社博報堂に入社。データドリブンマーケティング部門にて1st/3rdパーティデータを活用した戦略立案や実行支援に従事。その後、コンサルティング部門へ異動し、マーケティングシステムの導入やCRMコンサルティングを担当。2024年12月にノバセルへ入社。BizDevとして事業開発部にて新規事業の開発・推進を担当している。
ノバセルへの入社の決め手を教えてください。
前職では広告会社にて、ストラテジックプランナーとしてマーケティング戦略の立案から施策設計、実行支援まで幅広く担当していました。1st/3rdパーティーデータを活用し、顧客理解を深めるデータドリブンなアプローチを軸に、多くの案件に関わってきました。
その後、コンサルティング部門に異動し、CRM基盤の構築やMAツールの導入支援など、プロジェクトの全体の構想から実行・支援までを手掛ける機会にも恵まれました。それまでは戦略・戦術実行支援を行っていたマーケティング活動を、業務・システムの軸で構造的に捉え直しながら、クライアント様の実務の進化に落とし込んでいくという一連の経験は、自身のキャリアにとっても非常に大きな財産となっています。
30歳を超え、次のキャリアステップを考える中で「これまでのクライアントワークで得た知見を、自社の事業成長に直接活かしたい」という想いが芽生えるようになりました。広告代理業として幅広い業界・ジャンル、業務経験をしてきたからこそ、次は未経験である、自社の商品・サービスを自分自身で意思決定し、事業全体を伸ばしていく立場に挑戦したいと思うようになったんです。
そのタイミングで出会ったのがノバセルでした。以前から「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンや、既存のアセットを活かすビジネスモデルに魅力を感じていたこともあり、自分の中で惹かれるものがありました。
実際にノバセル代表の田部さんと話す中で、「職種と業種を同時に変えるのではなく、まずはどちらか一方をピボットしてみては?」という言葉をいただき、キャリア設計にも大きな気づきがありました。その納得感が、入社を決意する大きな後押しになりました。
入社して6か月が経ちました。率直な感想をお聞かせください。
入社してまず驚いたのは、想像以上のスピード感と、社員一人ひとりが「どうすれば事業を伸ばせるか」という視点で動いていることです。業務に対して誠実に向き合いながら、オープンにコミュニケーションを取るカルチャーが根付いており、BizメンバーとTechメンバーが互いにリスペクトし合っている点も非常に印象的でした。キャッチアップの段階でも周囲の支援が厚く、非常に助けられています。
特に印象的だったのは、新卒を中心とした若手社員のレベルの高さです。スキルの高さに加え、課題を“自分ごと”として捉え、解決に向けて行動するマインドセット、そして真摯に顧客と向き合う姿勢には日々学ぶことばかりです。まさにノバセルらしく「事業を伸ばす」という価値に真正面から向き合っている人が多い印象ですね。
この背景には、会社として職務のフォーカスが明確で、「どの領域で、どう貢献するか」がはっきりしている点があるのではないかと感じています。任された領域でまずはしっかりと型を身につけることで、再現性高く成果を生み、若手社員の成長スピードにもつながっているのだと思います。
私の担当業務は、テレビSaaS以外の新規事業の開発・推進です。デジタル領域を中心に、すでにリリースされたサービスのグロース支援と、AIを活用した新規事業の立ち上げの両方に関わっています。ノバセルは既存の枠にとらわれず、データを多角的に活用したサービスづくりを得意としているため、データホルダーとの連携を通じた事業創出にも取り組んでいます。
サービスや事業開発の全プロセスに関わる機会が多く、職種を変えた意味を日々実感しています。ノバセルでは「良いものを作って終わり」ではなく、それをしっかり売上につなげるところまでやりきることにこだわって、お客様にサービスを提供しています。そんな私たちだからこそ、自分たちの取り組みが本当にお客様と自分たちの事業の双方に貢献しているかを、常に問い続ける必要があります。
目の前の数字に対する高い意識と、「仕組みを変える」という長期的視点の両立は、正直大変さもありますが、その難しさの中にこそやりがいがあり、事業を本当に自分ごととして動かしているという実感を得られています。
これからチャレンジしたいことをお聞かせください。
現在担当する事業を、ノバセルの中核となる柱に育てていくことが、今の自分の大きな目標です。単に事業を立ち上げるだけでなく、「本当にやるべきなのか?」という視点を持ちながら、関係者と本気でぶつかり、責任を持って推進していく。そしてそのプロセス自体を楽しめるような力も同時に身につけていきたいと思っています。
前職では「データ×ストラテジックプランナー」や「マーケティングシステム」など、比較的専門領域に特化した環境にいたため、数年続ければある程度は語れるという感覚もありました。一方でノバセルでは、圧倒的なスピード感のなかで、専門領域だけでなく未知の領域にも挑戦していける環境があります。まずは1年後に「事業開発に携わっています」と胸を張って言えるようになることを、目下の目標にしています。
最終的には、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンをマーケティング領域で体現していきたいですね。これまで当たり前とされていたマーケティングプロセスをアップデートし、高額な予算や専門知識がなくとも、誰もがデータやAI等のテクノロジーを活用して効果的なマーケティングを行える環境ーーつまり“マーケティングの民主化”の実現に貢献していきたいと考えています。
最後に、一言お願いします。
ノバセルには、ハイレベルな人材がスピード感を持って成長できる、非常に刺激的な環境があります。よりスピード感のある現場で挑戦したい方や、優秀な仲間と切磋琢磨したい方には、きっとフィットする会社だと思います。
何よりも、「事業をつくる」「仕組みをつくる」というブレない軸があり、その上で「どう進むのか」「マーケティングのあり方をどう変えていくのか」といった問いに対して、組織全体が真剣に向き合っているカルチャーがあります。社内のオペレーションもきちんと整理されており、だからこそ未知の領域にも臆せず挑戦していける環境があります。
そんなノバセルで、一緒に楽しみながら新しいことに挑戦していける仲間と出会えることを楽しみにしています。