BizDevとして、ラクスルのSCM部門にジョイン。椎葉さんの入社エントリー
この連載では、RAKSULグループの新入社員にインタビューを行い、入社の決め手や入社してみて実際に感じていること、今後のチャレンジなどを語ってもらうことで、リアルな雰囲気や働く魅力を紹介していきます。
今回は、ラクスルのSCM部門にジョインした椎葉さんにお話を伺いました。
ラクスル株式会社/ラクスル事業本部/SCM統括部/SCM部/企画グループ
椎葉 一祐希
Hiroyuki Shiiba
大学院卒業後、通信販売会社に入社。アパレル・服飾雑貨部門で国内の需要予測・在庫管理担当を経て、中国とベトナムに駐在し、海外サプライチェーン構築やアライアンスを推進。帰国後は経営企画のマネージャーとして、M&AやIR等に従事。2024年6月ラクスル株式会社に入社し、SCM部門でSCMの変革テーマの企画立案・実行を担当している。
ラクスルへの入社の決め手を教えてください。
前職では、法人代表としてベトナムに駐在し、自社製品の東南アジア生産に向けたサプライチェーンの構築と拡大を目標に活動していました。コロナ禍での赴任ということもあり、様々な制限がある中、現地の組織作りから始め、信頼できる現地スタッフ達と共に、パートナーネットワークの拡大に取り組みました。約3年でベトナムでの生産額を大きく伸ばし、同時にコスト削減も達成。帰国後は、経営企画のマネージャーとして、M&AやIR、中期経営計画策定を経験し、会社の成長を支える役割を担ってきました。
これまでさまざまな事業を経験してきましたが、一方で「事業経営者として目指す姿を実現するためには、テクノロジーを活用した事業構築の経験が不可欠である」と考えるようになったんです。そこで、まずはできることからチャレンジしようと、2023年から情報系の大学院で情報システムを学び始めました。深く学ぶ中で、理論だけでなく実務経験も積みたいという思いが強まり、転職を決意しました。
ラクスルのことは以前から知っており、エージェントからの紹介をきっかけに応募しました。選考を進める中で、ラクスルのビジョンである「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」に共感し、このビジョンを実現するための組織づくりや働き方に惹かれていきました。テクノロジーを活用して産業構造そのものを変革しようとするダイナミズムは、私が求めていた環境そのものであり、私の価値観とも一致していたんです。
また、経営陣のインタビュー動画からも、事業経営者として挑戦できる実践的な環境が整っているとも感じ、入社を決めました。
入社して5か月が経ちました。率直な感想をお聞かせください。
5か月が経った今、ラクスルが掲げる行動指針が組織全体にしっかり根付いていることを改めて実感しています。
現在私は、ラクスルの「印刷・集客支援のプラットフォーム」における「最適発注」システムの高度化に取り組んでいます。最適発注とは、人力では不可能な「印刷の付け合わせ×発注」を自動で最適化する仕組みです。高度化にはアルゴリズムの改善だけではなく、パートナー工場と連携した生産背景の変革、ラクスルのオペレーションの変革等が含まれており、産業構造を変革できるプロジェクトの一つだと感じています。入社間もない段階からこのような挑戦的なプロジェクトをリードすることができ、ワクワクしています。
このプロジェクトを成功させるには、印刷ECのビジネスモデルや業界特性について深く理解することが不可欠です。特に重要なのが、RAKSULの行動指針の一つである「高解像度(Reality)」だと感じています。本質的な課題を的確に特定するためには、広く深く必要な知識を吸収する必要があります。
「○○の解像度を上げたいので、○○について教えてください」と話をすると、みなさん快く協力してくれるんです。このように周りからのサポートを受けながら、必要な知識を吸収し、課題を的確に特定することで、改善策の優先順位付けや効果的な意思決定ができています。
また、RAKSULの「情報共有(Transparency)」の文化も非常に役立っています。週次・月次の朝会で共有されるベストプラクティスを通じて、他のプロジェクトの成功事例から学び、それを自分のプロジェクトに応用することで、課題解決に向けた最適な道筋をブラッシュアップすることができています。
そして、コアとなるビジョンや行動指針、「本質志向」と「インパクト志向」という価値観が組織に浸透していることで、判断が明確にでき、オーナーシップをもってプロジェクトを進めることができていると感じています。
これからチャレンジしたいことをお聞かせください。
まずは、「最適発注」システムのさらなる改善に注力し、現状の課題を解決しながら、ステークホルダーや社会全体に対して「持続性のある価値を提供する仕組み」を完成させたいと考えています。この取り組みを通じて、テクノロジーをいかに実業務に活用し変革を推進するか、を学びたいですね。同時に、成果を上げることで信頼を獲得し、チームの中核メンバーとして組織の成長と発展にも貢献したいと思っています。
中長期的には、SCMの専門性に加えて、マーケティングやプロダクト等のスキルを強化し、事業成長フェーズや事業特性にあわせて変革を起こせる事業経営者としてのキャリアを目指したいと考えています。
最後に、一言お願いします。
RAKSULには、自らの成長につながる、挑戦機会や環境が豊富にあります。チャレンジを楽しみながら成長したい方、そして「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンに共感いただける方と、一緒に働けることを楽しみにしています。