【新卒エンジニア】1か月目の変化は”未来の解像度の高まり”。
※本記事は、2022年度の新卒社員9名を3チームに分け、同期と協力して仕事を進めるチームビルディングの一環で企画・作成したものです。
勝又 凛
Rin Katsumata
大妻女子大学社会情報学部卒。内定者インターンでは、DTPチームに所属。2022年4月に新卒第7期生としてラクスルへ入社。ラクスル事業本部にてサーバーサイドエンジニアを担当。
灰原 渉
Wataru Haibara
室蘭工業大学工学部卒。内定者インターンでは、社内システムの開発を担当。2022年4月に新卒第7期生としてラクスルへ入社。ラクスル事業本部にてサーバーサイドエンジニアを担当。
平島 栄志
Takashi Hirashima
東京都立大学情報科学域修了。内定者インターンでは、AMチームに所属。2022年4月に新卒第7期生としてラクスルへ入社。ラクスル事業本部にてサーバーサイドエンジニアを担当。
今年もラクスルでは新卒メンバーを迎えました。どのような思いでファーストキャリアにラクスルを選んだのでしょうか?今回は、ラクスル事業本部の新卒エンジニア3名にお話を聞きました。
――エンジニアを目指したきっかけを教えてください
勝又:
自分が社会に出たときに、相手に提供できる価値に誇りを持って仕事がしたい、多くの人の役に立つものをダイレクトに届けたいという気持ちが強くありました。そのため手段に特別こだわりはなかったのですが、大学では情報系の学科に通っていたので、今までの学びを生かしながら働く目的を達成できる道は何かと考えた結果、事業会社のエンジニアに辿り着きました。
灰原:
はっきりとは覚えていませんが、小学校低学年くらいの頃に「笑っていいとも」のアンケートのコーナーを見たのがきっかけかもしれません。観覧のお客さんが手元のスイッチを押すと、その人数がババンと表示される、あの機械を見たときに「これを作る人になりたい」と思った記憶があります。
平島:
もともとはサイエンスに興味があり、技術で様々な問題を解決できる人になることが夢でした。高校で数学や宇宙の研究のためにプログラミングを始め、その楽しさと強さを実感した経験がエンジニアを目指したきっかけです。 大学ではゲーム制作サークルでチーム開発やマネジメントを経験し、また起業にも挑戦しました。その中でソフトウェア開発についての様々な視点を得ることで、より”良い”エンジニアを目指すようになりました。
――新卒でラクスルへの入社を選んだ決め手は何でしたか?
勝又:
アナログが中心の産業で非合理な部分をテクノロジーの力で解決する、という社会的価値が高いことに挑戦できる環境に魅力を感じました。就活をしている中で、「誰のために、何のために、どのように役に立っているか」が特にわかりやすかったことも決め手の一つです。またシニア、ジュニアの壁がなく全員が「いいものをつくる」という前向きな姿勢で取り組んでいるところにも強く惹かれ、同じ想いで働きたいと思いました。
灰原:
もともとDevOpsやSREに関心があったこともあり、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンには惹かれるものがありました。またラクスルは事業も組織もより大きくなっていくフェーズにあり、これから解決すべき技術課題にチャレンジしたいという期待があったことも決め手になりました。
平島:
決め手はビジョンと社内の空気です。 ラクスルのビジョンにはとても共感できた上に、それに対する成果を複数事業で生み続けていることが魅力でした。プロダクトをつくる力だけでなく、世界を変える力を持つ会社だと感じました。 また社員とお話しした際に、全員が温かさと熱意を持っていると思いました。にじみ出る人柄の良さの奥にはチームに対する信頼と誇りを、熱く事業を語る言葉からは課題に対する深い理解と野心を感じました。
――3名ともラクスル事業本部に配属されていますね。それぞれ、所属しているチームについて教えてください
勝又:
私はPaymentチームという、ラクスル事業における決済基盤システムの開発・運用をおこなうチームに所属しております。このPaymentチームには大きく2つの役割があります。一つ目はラクスルの各ECに求められる決済機能の提供、二つ目は売掛決済のオペレーションを効率的かつ安定的におこなうためのシステムの提供です。これらの実現のために、各々のステークホルダーとコミュニケーションを取りながら決済機能の新規実装や改善、オペレーションの改善や効率化をおこなっています。
灰原:
DTPチームに所属しています。DTPとは、お客様が入稿されるデータを確認・修正・加工する工程のことを言います。DTPチームでは、これを全自動またはオペレーターを介した半自動でおこなう、データチェック基盤と呼ばれるシステムの開発をしています。データチェック基盤は、データを入稿されたお客様、作業にあたるオペレーター、さらにはラクスル事業の各ECサイトの開発チームなど、ステークホルダーの多いシステムです。これらすべての人々にとって使いやすいシステムを目指して、日々改善を続けています。
平島:
AMチームで、サーバーサイドエンジニアとして働いています。 AMチームでは、チラシ印刷に加え、その先の集客まで支援するサービスを開発するチームに所属しています。お客様が希望する地域にチラシを配布できるサービスでは、地図情報や印刷・配布の日程、価格のデータをもとに最適な配布委託先を求めるという最適化問題を解くことで、より効率的に集客効果を出すことを目指しています。また、お客様がそのような複雑なロジックを意識することなく簡単に使えるよう、サービスの使いやすさの向上にも取り組んでいます。
――入社から1か月が経過しましたが、どのようなことに取り組んできましたか?
勝又:
1週目に全社・チームでのオンボーディングを終え、2週目から新人エンジニア向けのRubyとRailsの課題に取り組みました。この課題はプログラムを実装しそのコードレビューによって理解を深めていくというものです。RubyとRailsはほぼ初めて触るのですが、簡単なアプリケーションの実装やファイル操作を実際に手を動かしながら学ぶことができるので、日々成長を実感しています。また業務のコードには直接触れていないものの、ビジネスサイドとのミーティングや週次の振り返りイベントにも参加し、プロジェクトの全体感やチームの現状課題、ドメインの知識等も段階的にキャッチアップしています。
灰原:
入社後最初の1か月は、OJTを通じて比較的簡単なタスクを粛々と進めています。私の所属するDTPチームでは開発にRuby on Railsを使っていますが、私は入社までRailsを使った開発の経験が無かったため、基礎的なインプットも含めて少しずつキャッチアップしています。また印刷のドメイン知識や既存システムについてもキャッチアップを進めています。
平島:
自分は昨年の10月からインターンとして現在のチームで働いていました。始めは未経験の開発言語・フレームワークで不安でしたが、メンターやチームの方々がとても頼れる存在で、半年経った今では一人でこなせる仕事もかなり増えてきました。最近ではプロダクト全体や業界の理解も深まり、ビジネスロジック寄りの議論なども交わせるようになったので、さらにやりがいを感じています。
――最後に、これからの目標を教えてください
勝又:
自分の強みを見つけること、それをプロダクトに落とし込むことです。今の私には即戦力になれるスキルは持ち合わせていないです。そのため、保守的に与えられたタスクをこなすだけでなく、色々な方の良いところを吸収しながらいち早く自身のパフォーマンスを高めたいです。そして自身のポジションを確立していき、ラクスルのビジョンの実現に大きく貢献したいと考えております。
灰原:
まずはRailsやDTPの知識を身につけて、チームの主力開発者になることが今後1年の目標です。さらにその後は、ラクスルでは採用実績のない技術を外から持ち込んだり、効果的な技術広報をしたりすることで、技術のスペシャリストを目指しています。
平島:
直近半年〜1年ほどは、要件について素早く正確に実装できるような、チームの主戦力になることを目指しています。 その後は徐々に、より高い視座からプロダクトや事業の方向を見定め、チームをリードできるような存在になりたいと思っています。
新卒エンジニアの皆さん、ありがとうございました!