法務・リスク管理 小川 智史

法務・リスク管理

2017年1月入社

小川 智史

Satoshi OGAWA

事業や組織の成長にコミットする、リスク管理の仕組みをつくりたい
PROFILE
大学院を修了後に司法試験合格、司法修習を経てデジタルマーケティング事業を展開する上場企業に就職。約3年間、法務担当として法務組織の立ち上げ・運営に携わった後、次は成長過程の会社で法務に携わりたいという思いからラクスルへ。入社後は法務担当としてIPOに向けた法務機能づくりに携わり、現在は8月に立ち上がったリスク管理室の室長を務めている。

IPO前の未成熟の組織で、会社をつくる手触り感を味わいたい

以前にいた会社は、法務組織としては立ち上げ時期だったものの、すでに従業員が1000名の一部上場企業であることから、法務の役割が限定されていました。スタンダードな法務を学ぶには良い経験だったのですが、さらに自己成長するためにはチャレンジングな環境が必要。次は創業期に近いベンチャー企業に飛び込み、未整備な社内体制の構築を行いながら、事業と会社の成長に貢献したいと思ったのが転職のきっかけです。
当時のラクスルはIPO前で、大型の資金調達を行うなど、急進ベンチャーとして注目されていました。今このタイミングで飛び込めば、経営や事業責任者に近いポジションで事業・会社組織をつくっている手触り感を味わえると思ったのが入社の決め手です。ちなみにラクスルが設立されて以来、私が一人目の専任の法務担当者でした。

法務担当として契約書審査の基本から着手し、徐々に仕事の領域を拡大

入社後はまず経営管理部の法務担当としてスタートし、徐々に法務から派生する内部統制や取締役会の事務局などにも携わるようになりました。最初は契約書を審査する仕組みすら存在しなかったので、何を審査するのか?どんな観点で審査するのか?といった基本から整備していきました。この他、景表法や下請法などのマニュアル作成やクレーム・トラブル対応、社内規定の整備や反社チェックの仕組み作り、大手企業との資本業務提携のディレクション、IPOに向けた証券会社及び取引所の審査対応など、CFOと経営管理部長と一緒に一つひとつ体制づくりを進めて現在に至ります。
東証一部上場に鞍替えした2019年8月には、社長直下に設置された「リスク管理室」の室長に就任しました。現在は全社的リスク管理(ERM)の観点を取り入れて、今後向き合うべきリスクを棚卸し、実効性ある形で内部監査・内部統制・業務改革を進められる体制の構築に取り組んでいる段階です。

広い視野に立ち、経営者目線でベストアンサーを導き出すやりがい

法務担当として法務の機能だけ見ていると、どうしても法務としてのベストプラクティスに執着してしまい、「会社としてそれが正しいのか?事業がその方向でいいのか?」という視点を見失ってしまう怖さがあります。その点当社では、上場審査の業務しかり、現在のリスク管理業務もしかり、会社・事業として求められることをベースに法務機能を見つめ、いま自分が何をすべきか、会社のリソースをどこに投下すべきかを考える必要があります。 会社が顧客やサプライヤーから何を期待されているのか、投資家からどんな要望があがっているのか、事業をどのようにスケールさせるのか。上場審査の過程では、会社を代表して、自分の口でしっかりと説明しなければなりません。上から落ちてきたものを、決められたことをやるのではなくて、経営目線で何が必要なのかを考える部分こそがやりがいですし、自分の視野が広がっていると思っています。

事業にコミットし、メンバーと一緒に形をつくっていく

私の役割は、きちんと日々正しい形で会社が回っている状態をつくり続けること。経営陣が安心して事業成長のことを考え、従業員が気持ちよく自分のミッションに向き合えている状態をつくることです。 新規事業のプロジェクトを立ち上げる際には企画段階から関与し、成長する過程で起きうるリスクを解像度高く分析し、必要な対策を打っていきます。立ち上げ初期段階から「あれがリスクだ、これが法律上どうだ」と言いすぎてしまうと、事業をつぶしてしまう可能性��出てきます。私は本当にコアなリスクだけを順番に手当し、他の周辺的なリスクは、進捗に応じてメンバーと会話を交わしながら手当するようにしています。何かのタイミングで、バンっといきなり何かが完成するわけではありません。徐々に安定して事業がまわる形ができていくところに、私が介在する価値を感じています。

あらゆるリスク管理にチャレンジし、視点を上げていきたい

裁判に代表されるように、法務の専門性は紛争や問題が発生した際に発揮されることが多いですが、企業法務においては、何かが起きる前に予防できる体制をつくることが重要だと思っています。これをやるには、法律的に違法であるかという観点のみならず、「こうなったら炎上する」「こうなったら紛争になる」みたいな観点も事前にケアすることが大切であると感じています。 企業法務のこの面を突き詰めていくとリスク管理という概念がついてまわります。起こりうるリスクは、法的リスクはもちろんのこと、レピュテーションリスクかもしれませんし、会計上や事業上のリスクかもしれません。「今後どのようなリスクに直面するのだろうか?」という観点をいかに経営と統合していくかが、いま私が自分に課している目標ですね。この目標を達成するため、積極的に社内外にアンテナをはり、視野を広げ、そこから得た視点を説得力と実効性がある形で事業や会社組織に落とし込んでいく能力を磨いていきたいです。

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